空に歌う譚詩曲、人物設定




川上家の人物


“川上冬斗”

現在高校三年生、十七才。面倒くさがりな性格ではあるが基本的には優しい人物。幼い頃両親を事故でなくしているがその事は滅多に出さない。
現在は蒼村家に名目上養子として引き取られているが、実際は苗字も変わらず殆ど居候の状態である。家事全般はお手の物。特に料理が得意である。学校に持っていく弁当は彼が作っている
また、男としては長い髪を後ろで軽く括っている。


“川上冬馬”

冬斗の実の父親。冬斗が未だ幼い時に交通事故により死去した。その際に妻、歩未も死去している。
性格は虫も殺せないほど穏やかで優しい性格であり、冬斗の優しさも、もしかしたら冬馬から来たのかも知れない。


“川上歩未”

冬斗の実の母親。冬馬と同じように事故に遭い死去した。生前は長い栗色の髪を軽く括っていた。
常に子供のみを案じ、自分の命が尽きるまで冬斗のことを心配し、死んでいった。




蒼村家の人物


“蒼村葵”

冬斗と同い年。高校三年生。蒼村家長女、髪を腰近くまで伸ばしており癖の無いストレート。
冬斗が引き取られた際に彼の世話をしていた際、冬斗自身から事故の事を教えられる。
また冬斗とは幼馴染兼義理の妹という複雑な立場である。


“蒼村拓馬”

十六才、高校二年生。蒼村家長男
冬斗が義理の兄と言う事を既に知っているが、彼自身は冬斗を本当の兄のように思っている。頭がとても良い。
髪の色素が薄く茶髪のように見える事を、本人は少し気にしている。また冬斗と一緒に料理をすることが多いので、それなりに料理は上手い。


“蒼村拓人”

蒼村姉弟の父親。冬斗の父、冬馬とは無二の親友であった。冬馬が事故死した際に冬斗を引き取ると言ったのもこの人物。冬斗の親戚一同が集まった席で冬斗を自分が引き取ると言い放った、懐の広い大人。
現在は、葵と拓馬のことを冬斗に任せ自分は妻と海岸赴任中。また妻である沙織とは幼馴染。ちなみに冬馬とその妻を含めた四人全員は幼馴染である。


“蒼村沙織”

蒼村姉弟の母親。冬斗の母、歩未とは親友であった。
拓人が冬斗を引き取るといった際には何も言わずに賛同。親戚も冬斗のことを疎んじていたため親戚に話を付けに拓人と共に行った。現在は拓人の海外赴任に同行している。




神河家の人物


“神河楓”

葵の親戚。冬斗のいる学校に入学してきた、双子の妹の茜という少女がいる。
性格は大人しい方に分類されるが、どうやら冬斗がいる学校に入学したのは訳があるらしい…。


“神河茜”

葵の親戚の二。冬斗のいる学校に入学してきた。楓は双子の姉。
性格は能動的で、髪をショートカットにしており、さらに行動的に見える。楓と同じように冬斗がいる学校に入学したのは訳があるらしい…。





その他の方々

“西倉浩樹”

冬斗の親友。高校からの知り合いで入学式の日に意気投合。冬斗の過去の事件のことは知らない。悪友といったほうが良いかもしれない。
その陽気な性格から、多くの人に慕われている。クラスのムードメーカー。


“横野慎一”

冬斗の親友その2。浩樹とは違い落ち着いているが、内面は違うようだ。
冬斗とは中学の頃からの付き合いで浩樹とは冬斗と同じときに知り合った。
冬斗のよき理解者であり、よき友でもある。


“秋本知恵”

葵のよき友人。中学からの友達で冬斗のことも知っていた。性格ははっきりとしていて姉御肌。しかし決して強い物言いをしないので皆から慕われている。
葵が冬斗のことをどう思っているかが気になっている様子。







※新しい人物が登場したら、更新していく予定です