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護衛獣は守護者 その後









護衛獣は守護者
その後

















戦いは終った・・・ディエルゴを倒し、島はようやく平和になった。

しかし、やっぱりシロウさんは私の前から消えるつもりだったらしく

イスラに使ったあの短剣で私との契約を解除しようと考えたようだった。

でも、そんなことはさせなかった・・・

彼を止めるために、闘うのはつらかった・・・肉体的にも精神的にも。

彼が作り出す剣が、槍が、矢が私達を襲い、何度も屈しそうになった。

それでも、諦めなかった・・・そして・・・



「やれやれ、やはり君は強情だな・・・」

「あはは・・・でも、それは最初からわかってたはずですよね、シロウさん」

「確かにな。だが、君を傷つけてしまった」

「いいんですよ、お互い様です」



彼はここに・・・私のそばにいてくれることを望んでくれた。

結局彼を倒す事は出来なかったけど、最後は彼が折れた。

正義の味方を目指していた彼にとって、傷つけることはとても不本意だったはずだから。



「君は何度言い聞かせても無茶をするからな・・・最終的に私が止めなければどうにもならん」

「否定は出来ませんけど、それはシロウさんも同じじゃないですか?」

「・・・」



彼は皮肉のつもりでそう言ったつもりのようだけど、私がそう返すと、彼はそれを言い返さなかった。

わかっている・・・私のことを思ってくれているから・・・

そこまで考えると、私はあることを思い出した。

恥ずかしいけど・・・全てが終ったら言おうと思ったあれを・・・



「シロウさん、ちょっとした誓いをしませんか?」

「・・・誓い?」

「えぇ、魔術師の基本は等価交換でしたよね? だから、誓いを交し合うんです。

 私は貴方を必ず幸せにしてみせます。だから貴方は・・・」









―――――ずっと、私のそばにいてください―――――









†         †         †










本当にとんでもないマスターについたものだ。

亡霊の私を幸せにするなど・・・普通は誰も考えない。

もちろん、あの世界ならの話だが・・・

しかし、今のは俗に言う、逆プロポーズなのだろうか?

あそこまでストレートに言われたのは初めてだ。

だが、私は彼女のサーヴァント・・・契約者との誓いは絶対だ。

だから私はこう答えた。









―――――了解した、マスター・・・これからも私は、君の弓で在り続けよう―――――












The End












と言うわけで、完結。

最後、なんじゃコリャとか言わんように。

そう言えば、これを書いててリレーSSはどうなったんだろうと思ったこの頃。

まぁ、とりあえず・・・アーチャ―ことシロウ君、幸せになれよ?

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完成 8月17日